【夫婦喧嘩】次男の発達障害を夫に伝えた日のこと

もえこ

次男に「発達障害」があると分かった瞬間、

私はなぜか、スッと肩の力が抜けるのを感じました。 

【あ、そうなんだ】 

そんなふうに、どこか納得する気持ちが湧いてきました。 

これまで私は、周りの“当たり前”に合わせなければと必死でした。 

比べてしまって、焦って、次男に泣きながら怒鳴ったこともあります。 

そんな自分に後から自己嫌悪を感じて、親としての自信をなくして…。 

「どうして?なんでうちの子だけ?」

 そんな思いでいっぱいでした。 

でも、診断を受けて思ったんです。 この子には、

この子だけの“特別な教科書”がある。 

今まで私が見ていたのは、全く別の教科書。 

違う問題を見て、答え合わせしてたら、そりゃ正解にならないよね…と。 

少しずつ、心の中で腑に落ちていく感覚がありました。

発達障害を夫に伝えた日  

診断を受けてすぐ、その結果をまず夫に伝えました。 

すると夫は

「そうなんだね…。じゃあ、どうしていけばいいの?」

「どこがいけないの?」 

「まだ3歳なんだから、できなくても普通じゃない?」 

「のんびり屋さんなだけだよ」 

そう言った夫の声は、どこか他人事のようにも聞こえました。 

本心では、信じたくなかったのかもしれません。 

でも私は、ずっと次男と一緒に過ごす中で、何となく感じていた“違和感を見ないふりしてきた。 

「大丈夫」「きっとそのうち」って、自分に言い聞かせてきた。 

その苦しさを、ようやく言葉にできたような気がして、私は受け入れることができました。

衝突とすれ違いによる夫婦喧嘩  

我が家は共働き。 

夫は朝早くに出勤し、帰りは夜遅く。 

子どもたちとしっかり関わる時間は、基本的に週末だけです。 

だから、次男の様子も「私から聞く情報」で知るしかない。 

実際に“感じる”機会が少なかったのも、仕方ないとは思います。 

でも、それでもぶつかりました。 

「この子には障害があるの!怒鳴らないで!」 

「今はできないだけ!」 

そんな私に対して、夫は「受け入れる=諦める」ことだと思っていたようでした。 

私はその言葉に、ブチ切れました。 

「障害があるって、なんで諦めるになるの?」 

「長男のときはどうだったの?筋ジストロフィーは身体の障害だから別?違うでしょ?」 

「発達障害のこと、ちゃんと調べたことある?知ろうとしたことある?」 

「私は、諦めてるんじゃない。認めて、受け入れて、これからを一緒に考えてるだけ!」 

私は涙ながらに訴え、それはもう、大喧嘩でした。 

気がつけば夜中、隠していたこれからの不安などで感情が抑えられず、

私は家を飛び出して泣きました。 

夫の変化 

その日以来、夫は変わってくれました。 

自分で本を読んだり、調べたりして、

次男の特性を理解しようと努力してくれるようになりました。 

4人の子育てに、家事に、パートに。 

私自身も余裕がない日が多いけれど、夫婦で約束したことがあります。 

私たちが決めた“子育てルール”

  • 大声で怒鳴らない 
  • やりたくないことを無理強いしない 
  • 「やりたくなる」声かけを考える 
  • イライラしたら一旦離れる 
  • 分からなかったら一人で抱え込まず、相談する 

まずはここから、と始めました。 

これは次男だけに限ったことじゃない。 

他の兄弟たちにも同様に接していけたらとおもっています 

早くわかってよかった 

「発達障害」と診断されたのは、

決してマイナスではありません。 

むしろ早くわかって、本当によかった。 

もちろん今でも、間違った対応をしてしまうことはあります。 

夫に対しても、つい口うるさく言ってしまいそうになります。 

でも、伝え方には気をつけています。 

なにより、親である私たちが次男のことで揉めるのは、一番避けたいことだから。 

夫も、心配してくれている。 

次男のことを大切に思ってくれている。 

それだけは、確かです。

さいごに 

まだまだこれからです。 

まだまだ迷います。 

でも、夫婦で同じ方向を見ながら、少しずつ前に進めていけたら。 

「発達っ子育児」、父ちゃんも母ちゃんも、まだまだ始まったばかりです。 

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毎日家事育児にに奮闘するママ
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