【発達障害育児の母のサポート】次男の発達障害を家族に伝えてから…

次男が発達障害と診断された日。
私はその日の夕方、診察に向かうため、次男以外の兄弟を実家の母に預けていました。
診察が終わって帰宅すると、母は兄弟たちをお風呂に入れ、ご飯まで作って食べさせてくれていました。
その光景を見て、少しだけ張りつめていた気持ちがゆるんだのを覚えています。
次男の発達障害という診断に対する母の言葉
診断を受けたこと、これからどう向き合っていくか、先生からのアドバイス。
私は母に一つひとつ、真剣に伝えました。
母は静かに話を聞いてくれ、そしてこう言ってくれました。

「何かあったら力になるよ。
何もなくても力になるから、いつでも頼りなさい。」
その言葉に、思わず涙がこぼれました。
診断がついてホッとした部分もあったけど、やっぱり初めての世界。
不安は隠しきれなかったんだと思います。
そんな私の気持ちを、母はそっと包んでくれました。
見つけてきてくれた「絵カード」
数日後、母があるアイテムを買ってきてくれました。
それがこちら👇✨
これは療育現場でも使われている、
視覚的に行動を伝えるための「絵カード」です。
言葉だけより、目で見て理解しやすい次男にはピッタリ!
早速、家の中のあちこちに貼ることにしました。
絵カードの使用例!
- 玄関には「靴を脱いで揃える」
- 洗面所には「手を洗ってうがいをする」
- 他にも、リビング、トイレ、寝室…
カードを見て、次男が自分で動く姿を初めて見たときは、本当に感動しました。
もちろん気分が乗らない日もありますが、
それでも以前よりずっとスムーズに生活できるようになっています。
私自身のストレスや声掛けの負担も、すごく軽くなりました😭
母の気遣いとアイディアには、本当に感謝しかありません。
次男の発達障害を父と義父にも伝えて
父には、母から伝えてもらいました。
そして義父にも、夫を通じて伝えました。
どちらも反応が特別あったわけではないけれど、
それでも“知っておいてもらえた”というだけで、少し安心しています。
全員に深く理解してもらうのは、正直難しいかもしれません。
でも、だからこそ、まずは身近な家族から。
少しずつ関わり方や接し方を工夫していけたらと思っています。
次男が教えてくれた、新しい世界
「発達障害」
聞いたことはあっても、どこか他人事だったこの言葉が、
自分の子どもにふりかかってきた時。
やっぱり戸惑いも不安もたくさんありました。
でも、知ることで、見えてくる世界がありました。
気づけたこと、工夫できたこと、支え合える家族の姿。
これは、次男が私たちに教えてくれたことです。
さいごに
同じような立場の方に届いたら嬉しいし、
「発達障害」について少しでも知ってもらえたら、それもまた嬉しい。
これからも、家族みんなで支え合いながら、歩いていこうと思います☺️