子供の発達障害が理解されにくいという現実

次男が「軽度発達障害」と診断を受けてから、もう半年以上が経ちました。
家族の理解は少しずつ深まり、
身内の中では安心して過ごせる環境が整ってきたように思います。
だけど、やっぱり
「周囲の理解」って…なかなか難しい
ものなんですよね。
「可哀想」と言う人
「甘やかしたからそうなったんでしょ」と決めつける人
そんな言葉を投げかけられる度に、
「発達障害は病気じゃない、生まれ持った特性なんだよ!」と叫びたくなる。
でも、残念ながらそういう方には、どれだけ説明しても伝わらないのが現実です。
以前、

足が速い子・遅い子がいるように、
これは“個性”なんですよ
って伝えたことがあるんです。
でもその相手は鼻で笑いながら

さっきもギャーギャー泣いてる子いたけど、あれは親の問題よ
最近の人はなんでも“個性”とか“多様性”って言うわよね
って…。
ああ、この人とは深く関わるのをやめよう。そう思いました。
正直、悔しかったです。
買い物に連れていくのが怖くなる
そんな風に言われていると思うと、
スーパーに一緒に行くことさえ不安になってしまう。
でも——
「この人はこの人」
「私は次男を信じている」
そう心に言い聞かせて、なんとか落ち着かせました。
まだ3歳。早いうちに気づけて本当によかった。そう思うようにしています。
理解してほしいなんて贅沢?
完璧に理解してもらいたいなんて思っていません。
でも、
「みんな見えないところで何かを抱えている」
「言っていないだけで、日々必死に生きている」
そんなことを、少しでも感じ取ってもらえたら。
狭い価値観の中で「正論」のように言葉を投げないでほしい。
うちの次男は、これから社会に出ていく
今、冷たい言葉を投げたその人のような大人がいる社会に、
これから次男もどんどん関わっていきます。
だからこそ、早めに気づけて本当によかった。
- こだわりの強さ
- 落ち着きのなさ
- 一つのことに集中すると周りが見えなくなる etc…
大人になっても続くであろうその「特性」とうまく付き合っていくために、
今、療育に通っているんです。
泣いてる子を見たとき、想像してほしい
たとえその子が発達障害かどうかなんて、分からないとしても。
「帰りたくなかったのかな」
「欲しかったおもちゃがあったのかな」
そんなふうに思ってくれる大人が増えてほしい。
冷ややかな目で見ないで。
思っても、口に出さないで。
子どもたちと親御さんへ
発達障害のある子どもたちは、
音に敏感だったり、触覚が過敏だったり、
ただ生活するだけでも本当に神経をすり減らしています。
毎日、本当に偉いです。
そして、
その子たちのそばで奮闘しているパパやママも——
毎日、おつかれさまです!!
どうか、子どもたちの周りが、優しい世界でありますように。
笑顔で過ごせる明日でありますように。