発達障害と分かってからの保育園対応とその後

こんにちは。私はパートで働きながら、夫(29歳・会社員)と、小学4年生の長女、小学2年生の長男、保育園児の次男(3歳)、そして2歳の次女と、静かな住宅街の持ち家で暮らしています。
突然の「退園勧告」
ある日、次男が通う保育園から突然「退園してほしい」と告げられました。時期は11月。理由は「集団生活が難しいから」とのこと。
でも、その時点ではまだ診断も下っていなかったのです。保育園から言われた通りに検査に行く決心を持って来週、検査を受けに行こうと予約を入れていた時でした。 保育園からは「12月末までに状態が良くなれば残留できる」と言われました。
でも…そんなに簡単に子供が変われるわけがない。人間ってそんなにすぐに変わらない。 何を言ってるんだ、この園長は。と怒りを覚えました。
診断と怒りと、救いの言葉
その後、専門機関で発達検査を受け、次男は「軽度の発達障害(自閉スペクトラム症)」と診断されました。療育を申し込もうとしたものの、空きは翌年4月から。
なのに保育園は「12月末までに改善を」と言う。療育も受けられないのに、何をどうすればいいの?そのタイムリミットに私は腹が立ちました。
そんな中、次男の担任の先生が「私は諦めません」「次男くんには可能性しかないじゃないですか」と言ってくれました。何度も園長先生にかけあってくれたことが、私にとって唯一の救いでした。
市内保育園すべてに断られる
発達障害と診断されたことを隠さず、住んでいる市の保育園に片っ端から連絡しました。でも、結果はすべて「受け入れできません」との返答。
途方に暮れていた中、連絡していた保育園の一つから「系列の幼稚園なら週2回の受け入れが可能」と連絡がありました。
ようやく、4月からの預け先が見つかったのです。
保育園への不信感と新しいスタート
結局、次男が通っていた保育園からは12月末に「残留できる」と言われました。
けれど、発達障害と分かる前にいきなり退園を迫られたことが、どうしても心に引っかかりました。その不信感から、私は3月末で退園することを決めました。
今、そしてこれから
現在、次男は週2回の幼稚園に通い、他の曜日は療育に通っています。
あの時、不安と怒りでいっぱいだったけれど、今の幼稚園に移れて本当によかったと思っています。次男も少しずつですが生きやすくなってきていると思います。前よりも笑顔も増えてきました。
突然の退園、保育園の対応には相当腹が立ちましたが結果として今、次男が楽しく新しい幼稚園に通いながら療育にも楽しそうに行くことができており、あの辛かった時期もなんて事ないくらいに幸せです😊子どもの変化には時間がかかります。でも、環境さえ整えば、きっと成長していける――そう信じて、これからも寄り添っていこうと思います。