次男の発達障害について

家族の紹介
私たちは、2階建ての持ち家で暮らす6人家族です。
夫(29歳・会社員)、私(パート主婦)、そして4人の子どもたち。長女は小学4年生、長男は小学2年生、次男は3歳で保育園に通っています。次女は2歳で、同じく保育園に通っています。
閑静な住宅街で、にぎやかで温かい毎日を過ごしています。
気づきのきっかけ
次男が保育園に通い始めて半年が経った2歳半の頃、通っていた保育園から検査をしてみませんか?と話がありました。
突然の事でショックと自己嫌悪で押しつぶされそうになったことを覚えています。 確かに次男を育てていく上で、言葉の遅れやこだわりの強さ、周囲との関わり方に違和感を覚えることはありました。保育園の先生からも「集団での活動に参加できない」と指摘されることがあり私自身、育てにくさを感じていました。
専門機関での相談と診断
このまま否定して向き合わないのも違うと思い、意をけして発達相談を受けることにしました。 かかりつけの小児科の先生に相談し、信頼出来る精神科の先生を紹介して頂きました。
そして検査をしていただいた結果、「自閉スペクトラム症(ASD)」「注意欠如・多動性障害(ADHD)」の傾向があるという診断を受けました。
家族の受け止め方
診断を受ける前は認めたくない、どうしてうちの子が…と思っていましたが、診断を受けた時、スっと心が軽くなる感覚になりました。
この子はこの子なんだなっと。
周りと比べる必要はまったくなく、この子の特性を理解してあげることから始めようと思いました。
「早く気づけたからこそできるサポートがある」と思い直し、次の日から相談員さんを決めて療育という場所があることを知り、沢山見学に行きました。夫ともたくさん話し合い、家族みんなで次男を支えることを決意しました。
現在の取り組み
療育施設に週3回通いながら、家庭でも簡単な声かけやルーティンを整えるようにしています。
次男は切り替えが苦手で、こだわりが強いので集団の中に入ると難しいことが多いです。
しかし視覚的に入りやすく、次にすることのイラストのついたカードを見せてあげると線と線が結びつくようで納得して切り替えることができるようになりました。
少しずつ言葉も増え、言葉で伝えることが楽しいようで笑顔も増えてきました。
まだまだ自分の納得できないことがあると癇癪を起こしたり、言葉より先に手が出てしまうこともあります。
興味のないことには取り組めず、集団で何かをするということは苦手です。
でもプラレールの線路を組み立てて大きな路線を作ることは得意で何時間でも熱中して大人顔負けの複雑な路線を作り上げることができます🚃
そんな次男の特性を認めてあげて、のーんびりと大きくなっておくれ☺️と大きな器でこちらものーんびりと母親やらせてもらっています🍀*゜
今後に向けて
発達障害は「治すもの」ではなく、「理解し寄り添っていくもの」だと考えています。
次男が自分らしく成長できるよう、これからも情報を集めながらサポートしていきたいです。
私と同じような立場の方が、少しでも安心できるような発信もしていけたらと思います。