【3歳・発達障害の次男の成長記録】療育サービスで世界が広がってます!

発達障害のある次男が、4月から療育に通い始めて約2ヶ月が経ちました。
思い返せば療育に通う前の次男は、まったく活動に興味を持たず、教室の中を走り回ったり、みんなが活動している中で平気でおもちゃを引っ張り出して遊んでいたり、突然窓の外を眺めてぼーっとしていたり…。
集団生活に馴染むのは難しいのかな、と感じることも多くありました。
でも最近、そんな次男に変化が見えてきました。
活動が始まっても最初はやっぱり参加しないのですが、周りのお友達が何をしているのか気になるようで、少しずつ近づいていくことが増えてきたのです。
先生に「やってみる?」と声をかけられると、ためらいながらもチャレンジする姿が見られるようになったと聞き、とても嬉しく思っています。
3月末までの次男は、お迎えに行ってもひとりで黙々と遊んでいて、お友達にまったく興味を示さない様子だったので、「他人に興味が出てきた」ことは大きな成長です。
新たな課題も見えてきました
お友達に興味が出てきたぶん、関わり方がわからずに戸惑うことも多くあります。
同年代の子に比べると、言葉の発達がまだまだゆっくりで、「やめて」「貸して」と言う前に手が出てしまうことがあります。
一緒に遊びたいだけなのに、相手にとっては嫌な思いになってしまう…。そんな場面が見られるようになりました。
この前も、お友達の体を押してしまった後に私が声をかけたら、「やめて」と言えました。でもやっぱり、先に言葉で伝えることが難しいのが現状です。
言葉で伝えれば、自分の気持ちをちゃんと伝えられること。そして、言葉を使うことでお友達とも楽しく遊べるようになること。そうやって、次男の世界がもっと広がっていくのだろうと。
家庭でも、声かけを大切に
どうして「押したらいけないのか」、押された相手はどんな気持ちになるのか。それを、療育や集団生活の中で実際に感じて、少しずつ理解していってほしいと思っています。
もちろん、家でも声かけは欠かしません。
「ありがとう」「ごめんね」「おはよう」「おやすみ」
これらの基本的な言葉を、日々の暮らしの中で家族に対して私が自然に使うようにしています。
言葉を使えば相手に気持ちが伝わること。相手もそれに応えてくれること。そういう関わり方を、家庭の中から少しずつ教えていきたいです。
言葉で自分の気持ちを伝えられるようになったら、次男の世界はきっと、今よりもっと広く、楽しくなると思っています。
焦らず、比べず、でも諦めずに。
これからも、次男の“今の気持ち”を大切に、成長を見守っていきたいと思います。