順番を待てない噛んでしまう軽度発達障害(4)息子の感覚と不安のサイン
〜「言葉より先に行動が出てしまう」子どもの気持ちと向き合う〜
「次男くんが加配の先生を
噛んでしまって…」
お迎えの時、
先生からそう伝えられ、
胸がキュッとしました。
一度だけ、療育でお友達に噛まれたことで
影響を受けたのか、
自宅でも私や妹を噛むことがあったけれど、
それもすぐに落ち着いたはずでした。
だからこそ今回は少し驚きもあり、
ショックもあり…。
先生からはこう聞かれました。
「最近、環境の変化や
気になることはありましたか?」
特に大きな変化は思い当たりません。
ただその日、次男は
食べ物ではない物を口に入れたり、
おもちゃを噛んだりしていたそうです。
普段はほとんど見られない行動が、
その日は目立っていたと伝えられました。
どうやら──
加配の先生が他の子と話している時、
次男はその先生を噛んでしまったとのこと。
「気を引きたかったのかもしれません」
と先生は言いました。
次男は加配の先生のことが大好きです。
だからこそ、先生の気持ちを
自分に向けたかったのかもしれない。
でも、たとえそうだとしても
“噛む”という方法で伝えてしまったのは
やっぱり良くない。
言葉より先に手が出ることは
これまでもありました。
久しぶりにそれを思い出す
出来事でもありました。
順番を待つこと・伝えることの難しさ
相手がいるということは、
そこにはルールがある。
言葉で思いを伝えることは、
人と関わる上で避けては通れないこと。
次男も、以前より言葉が出てきてはいます。
でも、同年代の子どもたちと比べると
やっぱりまだゆっくり。
気持ちを言葉に変える前に、
感情が身体や行動で溢れてしまうことがあります。
例えば家でも──
私の取り合いをして、次女を抱っこしていると
力づくで引っ張り、次女を落としてでも
自分が抱っこしてほしいとアピールします。
順番を待つこと、
順番があるという理解。
それが次男にとって何より難しい。
きっと今回も、
「先生が自分を見てくれない」
その寂しさや不安が一瞬で爆発して、
“噛む”という行動に
繋がってしまったのだと思います。
口に物を入れてしまう理由
療育でも相談したことがあります。
口に物を入れるのは、感覚を刺激したり、
落ち着くための手段の一つかもしれないと。
- やりたくない活動の時
- 集中が切れた時
- 気持ちがうまく切り替えられない時
そういう時に、噛んだり口に物を入れたりすることがあるそうです。
今回もきっと、心の中のモヤモヤを
どうしていいか分からなくて、
とっさに行動に出てしまったのかもしれません。
親としてできること
噛んでしまったことはいけない。
それはハッキリ伝えなければいけない。
でも同時に、
「どうして噛みたくなったのか」
「代わりにどうやって伝えたらよかったのか」
ここを一緒に考えて教えてあげるのが、
今できる私の役目だと思っています。
- “待つこと”が苦手な次男に、どう寄り添えるか
- 気持ちを言葉にできるよう、どうサポートできるか
- 「噛まなくても、ちゃんと気持ちは伝わるよ」って、
安心できる言葉と環境を増やしていくこと
まだまだ道の途中だけど、
今日の出来事もきっと成長への一歩。
